夏になるとハチが飛んでいるのを見かけたり、壁や天井から音がしたり家の中にネズミがいるのを見つけたりと、意外にも日常生活で害獣・害虫に悩むことがあると思います。
ハチに刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があるので自分で駆除するのはとても危険と言えます。
こういった人への害がある害虫・害獣ですが、一時的に駆除できたと思っても「再発」してしまった場合はさらに状況が悪化するという事例が多く、一匹残らず駆除することが重要なのです。
また害獣の中にはイタチのように法令で駆除（殺処分）することが禁止されている場合もあるので、害獣をむやみに殺処分することもできません。
万が一、違法に殺処分などをしてしまうと法的な罰則を受ける場合もあるため注意が必要です。
くらサポセンターでは、防護服や薬品の使用、害獣・害虫駆除についての講習を受け 資格を保有しているスタッフが在籍しておりますので安心してくらサポセンターにご依頼ください。
ネズミは寒さに弱いため、寒さを凌ぐことができる人の住居に侵入します。 特に冬は暖房の効いた部屋の天井裏などを好んで住み着きます。 また、ネズミはとても胃が小さく、丸一日何も食べなければ すぐに死んでしまうため、こまめに何かを食べる必要があります。 そのため、食料が豊富な家にはネズミが住み付きやすくなります。 個人の住居だけに限らず、ネズミが好む環境さえあれば、飲食店やバー などが入るビルにも住み着くことがあります。 特に築年数が20年、30年と経っていて、造りの古い建物では隙間や 穴などの侵入経路ができやすいため特に注意が必要です。
ハクビシンは屋根裏の決まった箇所ひとつに糞や尿を溜める傾向があります。 ハクビシンは雑食ですが、野菜や果物を食べて生活していることが多いため糞が草食動物のようにほとんど臭いません。 ハクビシンの排泄物が溜まっている状態に気付かず放置してしまうと、二次被害としてダニやノミが発生して屋天井から降り始めてくることがあります。 大量に汚物が天井に溜まって悪臭を放つころには、天井の腐敗が進んでおりノミやダニが降り注ぎ始めたり、 最悪の場合、天井のベニヤ板が気が付かぬ間に糞や尿が溜まり腐敗してしまうこともあります。 最終的には糞の重さやハクビシンの体重に耐えられなくなり天井が壊れてハクビシンが落ちくるということもありますので、 非常に危険です。
ゴキブリが及ぼす被害は衛生面、健康面が非常に大きいです。 まず、ゴキブリが持ち込む雑菌や細菌による健康被害が懸念されます。 ゴキブリが屋内に侵入する経路として最も多い経路は排水口や流し台のシンクとされています。 これらの場所を通過して、ゴキブリが雑菌や細菌を持ち込み、それが食料に移っていきます。 ゴキブリが持ち込んだ菌が付着した食品を口にしてしまうことで、 サルモネラ菌やチフス菌などの健康被害に繋がってしまうため決して放置できません。 さらに、ご存知の通りゴキブリは非常に生命力が強いため、劣悪な環境であっても繁殖していきます。 ゴキブリが住み着いた状態を放置してしまうと、あっという間に物凄い数まで増えてしまうということもあるため、 早めの対策が重要です。
日本でよく目にするハチの巣はアシナガバチかスズメバチ、ミツバチのいずれかですが、 この中でも特に危険なのがスズメバチであり、年間約20人もの死者がでるほどの被害が起きています。 スズメバチはハチの中でも最大級のサイズであるのと同時に、非常に攻撃的な性格です。 特にスズメバチは毒針で刺してくる以外にも毒を噴射してくることがあります。 そして、ハチの毒霧が目に入ると失明する可能性もあると言われています。 また、スズメバチ以外のハチであっても、刺されてしまえばアナフィラキシーショックを引き起こす可能性があります。 アナフィラキシーショックが起こると呼吸困難や全身が腫れ意識障害が現れ、 刺されてから30分で心停止してしまうという場合もあるため、事前の対策は必須です。